(↑スカスカながらも何とか収穫できた枝豆と、頂いたシソ)
2023年4月から職場の先輩方と貸し農園を借りて、家庭菜園?的なことを始めました。
まだ1年も経っていませんが、野菜作りを始める前に考えていたことと、実際に手を動かして感じたことをメモしておきます。
ちょこちょこ書き足して行く予定。
目次
なんで野菜が作りたかったか
食べ物を作れた方が良いのでは
野菜作りをしたかった理由の中で強めの動機になったのは、短絡的な発想ではあるけど
「食べるために働く(=お金を稼ぐ)なら、食べ物を作れるようになった方が良いんじゃないか」
と思ったから。
いま文字に起こしてみると余計に短絡的だなと思うのですが、何をするにしても「お金を使ってに誰かに頼む」というのが基準になっていることで、
- お金に縛られている感覚
- 自分で食糧を調達できない恐さ(野菜だけでなく)
- 自給率の低さ
を感じてたんですよね。
「自給自足がしたい」とまでは行ってないけど、「もう少し自分が出来る範囲を広げていきたい」という感じ。
お金があったとしても食べ物が無かったら買えないですし。
単純な興味として
野菜好きなので単純に興味があったのと、自分で野菜を作ってサラダにしたり、サンドイッチとかスープの具材にしたいなーと思ってました。
実際に手を動かして感じたこと
当たり前ですが、実際に経験すると色々感じることがあります。
野菜について何も知らない
- どんな風に育つのか知らない(種の形、発芽、花が咲く、などなど)
- その野菜の旬を知らない
- 品種を知らない(早生・中生・晩生なども含む)
といった感じで、野菜好きと言ってたのが恥ずかしくなるくらい何も知りませんでした。。。
職場でタイミング良く「取り扱ってる缶詰と旬の野菜を使って料理を作る」企画があったので、改めて旬について調べ直したりしてます。
スーパーに並んでる野菜だけを見てると、この辺りの感覚が麻痺しちゃってますね。
計画の重要さ
- いつ種をまくか
- 育苗して定植の流れか
- 次に何を育てるか
- どの野菜を組み合わせるか
など、計画が大切なんだと知りました。
タイミングを逃してもダメだし、⚪︎⚪︎の後作に××はダメとか、△△と◻︎◻︎は相性が悪いとか、考えることがたくさんあるなと。。
農家さんの凄さ
改めて自分で手を動かすと農家さんの凄さがわかります。
失敗しまくりで自分が食べる分の野菜も作れていません。。
ホント感謝しかないです。
もの作りの延長の感覚も
靴作りの勉強をしてた時に、友達と「靴作りと生きることをどう繋げるか」的な話をしたことがあったのですが、自分はここを上手く繋げられなかったんですよね。
(友達は良い感じに繋げられてるので、ホント尊敬する)
野菜作りで考えると、この点は直結するので納得感あるというか、しっくりきます。
当たり前を疑う – 不耕起栽培
“耕すと根が切れるし、微生物のネットワークを壊してしまう” らしいです。
それだけじゃなくて、
- 水分が抜けにくい分、干ばつに強い
- トラクターを入れた土に対して、不耕起では大雨の時に土が流れ出ない
- 土中の炭素を保持できる
など、気候変動を考えた時にもメリットがあるとのこと。
なんとなく「畑 = 耕す」イメージがあったけど、土からの視点であったり、食べ物としてのエネルギーや味を考えても不耕起栽培・再生型農業が良さそうです。
(一応、自分達の畑は不耕起っぽい形でやっています)